2021年10月のまとめ

・中国語
NHKラジオのステップアップ中国語を1課〜8課まで。
週に2課づつ、内容は前回の番組より易しめなので続けられた。来月はNHKワールドでニュースを聞く時間を入れたい。
・英語
高校英文法を三周目中。55課を全部終わらせたかったけど、35課分詞構文まで。思ったより進められなかった。
・その他
BS11で如懿伝の再放送を見てます。3回目なので、これから暗い展開になるの分かってるのに、やっぱり周迅の演技やドラマの世界観が好きで毎話見入ってしまいます。
あと、期待以上に良かったのが台湾ドラマの「いつでも君を待っている」。よろず屋に関わる人たちがみんな良い人で、泣ける場面も笑える場面もあってすごくいいです!特におじいちゃんの過去が切なくて…泣

いわた書店さんの一万円選書に当選したことがきっかけで、最近は本を読む時間が増えた。

10月は感染状況が落ち着いているうちにと、先延ばしにしていた用事を片付けたり、1〜2年振り友達と会ってお茶したり、思い立って岡山と直島に一人旅したり。コロナ始まって以来、一番動き回ったかも。
これまでの引きこもり生活と比べると、だいぶ遊び過ぎてしまった気がするし、一通り用事は終わったので、11月は計画を修正しながら、中国語と英語をやる時間を作りたい。

2021年春ドラマ 感想 ②

2021年春ドラマの感想 続き

- 生きるとか死ぬとか父親とか
原作:ジェーン・スー『生きるとか死ぬとか父親とか』
https://www.bs-tvtokyo.co.jp/ikirutoka/

主人公・蒲原トキコは20年前に母を亡くし、今では父の蒲原哲也がたった一人の肉親。愛嬌はあるが破天荒な70代の父、独身で勝気な40半ばの娘。ひとたび顔を合わせればギクシャクし一度は絶縁寸前までいった二人だが、今では時々外食しながら話をする関係になっている。そんなある日、トキコは父についてのエッセイを連載することになった。ネタ集めのため父に会うたびいろいろな家族の思い出を聞く。しかしそれは楽しい記憶ばかりではない。母との出会い、全財産の喪失、そして他の女性の影…。父への愛憎と家族の表裏を描く、普遍にして特別な家族の物語。

40代後半になったら、こういう風なことで悩むんだろうなぁと予習した気分になりました。
このドラマの見どころとしても紹介されているように、主人公・蒲原トキコ(吉田羊)がパーソナリティを務めるラジオ番組のシーンが好きでした。
嬉しかったのは、1話の始めがトキコのラジオ番組のシーンがあって、それぞれの場所でラジオを聞いているリスナーの姿がちゃんと写っていたことでした。

原作者であるジェーン・スーさんも実際にラジオ番組「生活は踊る」でパーソナリティを務めているので、ドラマの内容にリアリティが増して感情移入できました。
私は「生活は踊る」の方は全部聞けてないのですが、毎週金曜17時に更新されるpodcast番組「over the sun」は毎週の楽しみに聞いています。
スーさんと美香さんの掛け合いがとても面白くて癖になります。

それと、「生活は踊る」はTBSラジオだけど、ドラマはテレビ東京だったので意外だったし、ありなのか!と驚きました。

- あのときキスしておけば
金曜ナイトドラマ『あのときキスしておけば』|テレビ朝日
脚本:大石静 

壊滅的にポンコツで、夢もなく覇気もなく生きていたスーパーの従業員・桃地のぞむ。
唯一の趣味が漫画を読むことだった桃地は、ある日、大好きな漫画の作者・唯月巴と出会い、お近づきに…。
なんやかんやといい感じになり始めた矢先、彼女は事故で帰らぬ人になってしまう!
涙にくれる桃地の前に現れた見知らぬおっさんの口から出たのは衝撃的な言葉だった!

飛行機事故がきっかけで他人の体の中に魂が入ってしまう、というありえない設定なのですが、話が進むにつれて、はまりました!
井浦新麻生久美子の二人一役って想像つかなかったけど、それを信じさせてくれる二人の演技力がすごかった。特に井浦新
主役の松坂桃李のダメダメっぷりと、三浦翔平のはっちゃけた感じも笑えた。
笑えるんだけどラストに向かうにつれて、これは時間に限りがある幸せな時間という現実が見え隠れしてきて切なかった。

もしかしたら亡くなってしまった人は、別の何かに生まれ変わって、意外と近くにいるのかも?という想像が膨らんでしまいました。

こちらの記事の考察がすごく分かりやすくてよかったです。
テレ朝POST » 衝撃の“男女入れ替わりドラマ”が描く、どこまでもピュアな恋。死の喪失感も徐々に浮き彫りに<あのときキスしておけば>

-今ここにある危機と僕の好感度について
脚本:渡辺あや 
今ここにある危機とぼくの好感度について - NHK

主人公は大学の広報マン。次々に巻き起こる不祥事に振り回され、その場しのぎで逃げ切ろうとして追い込まれていく。その姿をブラックな笑いとともに描きながら、現代社会が抱える矛盾と、そこに生きる人々の悲哀に迫る。

あのキスと同じく松坂桃李主演ドラマ。
こちらでもイケメンというよりか、気弱なタイプの主人公でした。
ブラックユーモアたっぷりで、自らの保身のために組織の圧に屈してしまう主人公がすごくリアリティありました。
最後は少し成長できたような、変わってないような。
印象に残ったセリフは、キング牧師の言葉から引用された「善人の沈黙が一番の罪」です。
何か問題が起こった時に見て見ぬふりしてしまうことって、正直心当たりがある。
「何もしない」って一見、無難で楽ができて無害に見えるけど、長い目で見ると実は一番の罪なのかもと思いました。

2021年春ドラマ 感想 ①

今年の春ドラマ、かなり好みの作品が多くて、忙しくて楽しい時間を過ごせました。
2021年春ドラマの感想メモです。

- 大豆田とわ子と三人の元夫
脚本:坂元裕二
大豆田とわ子と三人の元夫 | 関西テレビ放送 カンテレ

一番楽しみにしていたドラマ!そして、期待通り個人的ナンバー1でした。
同じく脚本家坂本裕二さんの作品のカルテットが大好きだったので、楽しみに待っていました。

カルテットと同じように、ワンカットが長く、スピード感があり、テンポよく進む会話のシーンは、俳優さんたちはこんな長いセリフを覚えて、早口で言えてすごいなぁ…!と思いました。
毎回変わるエンディング、深みある色合いの映像、作中で流れる音楽まで全てがおしゃれ!

Presence I (feat. KID FRESINO) [with 3exes]

Presence I (feat. KID FRESINO) [with 3exes]

  • STUTS & 松 たか子
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255

何より嬉しくてびっくりしたのが、1話の最後に急に出てきた長岡亮介さん。
東京事変とペトロールズ、星野源バンドメンバーでおなじみのギタリストで、すごくかっこいいんです。
八作とのツーショットが似合い過ぎて、とても素敵なキャスティング!!
https://www.instagram.com/p/CNwvCltM5S3/?utm_medium=copy_link

松田龍平長岡亮介オダギリジョーが一つのドラマの中で揃うなんて素敵過ぎました。かっこよかった!

カルテットは途中、夫婦関係が壊れたりする様子がちょっとしんどく感じることがあったけど、それに比べると大豆田とわ子は明るくてポップな感じでした。
明るく楽しい雰囲気の中にも、社会問題の要素(LGBT、女性は医学部に合格しづらい、離婚への偏見、ヤングケアラーなど)が含まれていました。
問題提起がありつつも、極端な深刻さや説教くささは感じず自然に溶け込んでいたので、物語が遮られることなく、違和感なく見ることができました。

大豆田とわ子もカルテットもAmazon primeで配信があるので、ぜひともおすすめです。大豆田とわ子はNetflixでも見れます。

- 着飾る恋には理由があって
脚本:金子ありさ
はじめに|火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』

アンナチュラルの塚原監督&新井Pが携わっていたので、気になって見始めたドラマ。
主人公同士が喧嘩しながらも、ちゃんとハッピーエンドに向かっていく王道なラブコメでした。
柴ちゃん(川口春奈)の可愛さに癒されました。あと、シェアハウスに一緒に住んでいる犬のこうじも賢くて可愛くて!

内容は若々しく感じて、20代前半あたりの世代がターゲット層なんだろうなぁと。
藤野(横浜流星)とシャチ社長(向井理)との三角関係っぽくなったけど、シャチ社長の方を選んだ方がよくない!?と思いながら、最後まで見ました。
久しぶりに見た向井理のスタイルの良さに驚きました。顔ちっちゃいし、足が長い。
最後に流れる「不思議」が毎回、ラストシーンに絶妙に合っているのも好きでした。

-コントが始まる
脚本:金子茂樹
コントが始まる|日本テレビ

コント『水のトラブル』。明転したステージに現れたのは、春斗(菅田将暉)、瞬太(神木隆之介)、潤平(仲野太賀)のお笑いコントトリオ『マクベス』。売れない芸人による取り留めのないコントの「前フリ」部分が始まる……。そして映像は、そのコントを自宅で見ている里穂子(有村架純)へと繋がっていき―――。

CMで予告を見て面白そうと思ったのと、去年「MIU404」で初めて菅田将暉くんをちゃんと見て、めちゃくちゃ演技が上手で光っていて、気になる!ということで見始めました。

お笑い芸人で売れることを目指している三人組の男の子たちの青春ストーリーで、サクセスストーリーかと思いきや、トリオを続けるのか辞めるのか右往左往して悩みながら、最後はトリオ解散に向かっていく物語。
親や恩師から投げかけられるセリフは28才くらいの頃に言われるとグサッときそう。
夢と現実、結婚、仕事など30才前後のリアルな悩みが描かれていると思いました。

毎話の構成が凝っていて、ドラマの始まりでコントの冒頭部分が流れて、ドラマの最後の方でコントのオチを見せてくれます。
「どうしてそのオチになったか」という意味が、登場人物たちの心理描写を通して丁寧に描かれていて、とても好きでした。

偶然なのか、大豆田とわ子、着飾る恋、そしてコントが始まるでもおうちで餃子パーティーをしていて、真似したくなりました!

中国ドラマ「如懿伝」感想

今年の春にBSで視聴した如懿伝の感想です。

- 概要

1735年、清の乾隆(けんりゅう)帝が即位すると、彼と幼い頃から愛を育んできた側室の如懿(にょい)は妃(ひ)に封じられる。だが如懿は、叔母と対立関係にあった皇太后や、皇帝の寵愛を巡る皇后、妃嬪たちの権力争いに巻き込まれるように。乾隆帝はそんな彼女を守り、如懿も持ち前の知恵を発揮し2人で支え合いながら困難を乗り越えていく。

2018年中国 全87話
原題:如懿传
原作・脚本:流瀲紫「宮廷の諍い女」
監督:汪俊「蒼穹の昴
出演者:周迅、霍建華、張鈞甯 他
引用:
韓国・中国・台湾ドラマ 如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~ | BS11(イレブン)|全番組が無料放送

- きっかけ
数年前に周りでエイラク(原題:延禧攻略)にはまっている人が続出していて、清朝の時代劇だし中国語音声・字幕だと理解するのが難しいと思って日本語字幕が出るのを待っていました。
その後、地上波でエイラクの放送があり、初めて中国宮廷時代劇を見たんですが、すっかりハマりました。
ドラマに詳しい友達から同じ時代を描いていている如懿伝もいいよと薦めれられ、タイミングよくBS11で放送が始まったので視聴しました。

- エイラク(延禧攻略)と如懿伝
どちらも中国で2018年に放送されており、時代背景も同じなので、二作品を比較する記事や感想を多く見かけました。
同じ時代背景のドラマ「如懿伝」VS「延禧攻略」 軍配はどちらに?--人民網日本語版--人民日報

イラクは女官である主人公瓔珞が乾隆帝に愛されて出世していくサクセスストーリーです。いわゆる「顔芸」のような大袈裟な演技が含まれていて、所々笑えるシーンがあります。主人公の瓔珞はとにかく気が強くて、自分から喧嘩を仕掛けることはないけれど、やられたらやり返す場面は痛快です。
一方、如懿伝は主人公如懿と乾隆帝の愛情が主なテーマです。ですが、最初は愛し合っているけれど、後半へ物語が進むにつれて二人の愛情は冷めていき、かなり暗くて重たい展開になっていきます。全編を通して、しっとり落ち着いた雰囲気で、ユーモア要素はほぼありません(ちょっと笑えるのは、中盤に出番が増える進忠の場面くらいかな)

イラクと如懿伝、それぞれ魅力があるけれど、私のおすすめは如懿伝です!
- 如懿の魅力
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如懿は元々、青桜という名前なんですが、皇太后であるニオフル氏にお願いし「如懿」と新しい名前を付けてもらうシーンがあります。
その際、皇太后に望みは何だと聞かれ、
如懿は「永遠の愛を貫くこと」と答えます。
また、「如懿」の名前の由来ですが、皇太后は下記のように続けます。
「懿徳の懿の意味は静かなる美、出典は後漢書の鍾晧の故事である。
この世で最上の美は愛する者と過ごす日々だ。加えて静は動を制す、静であれば平安でいられる」

微博の公式アカウントでは如懿というキャラクターについて、各キャストが語る動画がありました。

对于如懿@i周迅 来说,想要在后宫生存下去,“我要是不再反击,我可能就没命了。”但是如懿这样一个有着现代女性思维、自主、坚强的角色,她也许并不愿意在深宫中进行争斗,她不忘初心,仍然坚持做着自己,“以一种爱的方式,活在人世间。”

引用:
《同行壹心 - 如懿传纪事》之《生存》 酷燃视频-优质短节目视频播放平台

このように、物語の中で如懿は自分から謀り事をすることはありません。
何も悪い事をしていなくても、ライバルである側室たちから命を狙われてしまう後宮ですが、如懿は知恵を絞り、悪事が自然と浮かび上がるように計画を立て、以守为攻(守りを以って攻めと為す)で乗り越えていきます。

如懿を演じる周迅の穏やかで抑えた演技は素晴らしく、冷静で品があり、内に秘めた強さがある如懿に引き込まれました。
所々で、心を許した人に見せる笑顔も可愛くて素敵です。

この作品の中で、ドラマでよくある登場人物の心の声のナレーションは入っていません。(如懿の気持ちを待女など周りの人物が「如懿様は〜といったお気持ちなのですね」と代弁するところはある)
台詞がなく、目や表情の演技で気持ちを表現している場面では演技力の高さを感じました。
如懿と凌雲徹が最期の別れとなる梅の木のシーンは特に印象的でした。
台詞がなくても、2人の目の演技から伝わってくるものがあり、悲しいけれど忘れられない好きなシーンです。

- 周りのキャラクターたち
全87話と長いので、如懿だけではなく周りのキャラクターたちもしっかり描かれています。
海蘭(張 鈞甯)
台湾の女優さんで、台湾ドラマの痞子英雄で美人監察医を演じていました。その時の印象でバリバリ仕事ができる女性のイメージでした。
最初は弱気な海蘭でしたが、どんどん逞しくなっていきます。
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李玉(黄 宥明)&凌雲徹(经 超)
太監と御前待衛のイケメンコンビです。
2人の活躍シーン、大好きでした。
李玉のちょっとブラックなところ、凌雲徹の不器用でまっすぐなところが良かったです。
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他にも皇太后や惢心、容佩、㯋嬪、寒香見など、とても魅力的でした。
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- とにかく映像と音楽が美しい
本物さながらの紫禁城のセットや小物、衣装、料理など細かいところまで本当に美しいです。
まるで美術館の展示を見ているような気分になれます。
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音楽はフルオーケストラで、美しい映像とぴったりで物語を盛り上げてくれます。
如懿が余命宣告を受けるシーンと嬿婉の悪事が暴かれるシーンで流れる「珍沉玉碎」が好きです。
‎ヴァリアス・アーティストの「電視劇《如懿傳》原聲帶」をApple Musicで

また、美男美女揃いでみんなスタイルがよいこと!
メインのキャストだけでなく、画面の後方に映るエキストラまで全員がお辞儀や歩き方などひとつひとつの所作がきれいで洗練されています。きっとたくさん訓練されたんだろうなぁと感じました。

- 蘭因絮果
如懿と乾隆帝との最後の別れのシーンで、「蘭因絮果」という言葉が出てきます。
「咲き誇る花もいずれ散るもの」
「男女の情が美しいのは最初だけ、やがて尽きる」
と、如懿と乾隆帝の台詞で表現されています。

如懿和乾隆皇帝斷情時,用了一個古代成語代表他們的愛情結局

「蘭因絮果」是什麼意思?「蘭因絮果」是古代一個成語,譯義是比喻男女間的愛情起初時很美滿,最終卻離異。蘭因:比喻美好的結合;絮果:比喻離散的結局。

引用:
https://kknews.cc/history/6z8zjxv.html

如懿伝は最初は愛し合っていた男女の心が次第に離れいき、終わりに向かっていく物語です。
物語が進むにつれて、乾隆帝の不誠実な言動に心乱されながら視聴しました。
愛情のきれいな部分だけでなく、疑念や嫉妬、不信感など決してきれいとはいえない側面も描かれており、見ていて辛くなる事も多かったです。

- 最後に
中国の宮廷ドラマは80話前後あり、長過ぎると思っていたけど、いざ見始めるとあっという間に時間が経ちます。
イラクも如懿伝も、物語が途中でもたつく感じはなく飽きませんでした。
数話単位で一つの事件が進むので、一つの事件が落ち着くまでまとめて見て、少し休憩して…の繰り返しで見るといいかもしれません。

如懿伝は、権勢や寵愛を巡り争いが繰り広げられる紫禁城で生きる登場人物たちの細かい心情の動きが描かれていて、今まで見た作品の中でも特に好きな1つになりました。
見終わった後はしばらくロスな気分になり、なかなか物語から抜け出せませんでした。
中国や中国語に少しでも興味があれば、ぜひ見てもらいたい作品です!

中国ドラマ「如懿伝」47話~87話メモ

中国の宮廷ドラマ 如懿伝の忘備録の後半。

47話「孤独な頂へ」は、冊封式のシーンが圧巻!
とにかく豪華。セットの大がかりさ、エキストラの人数の多さといい、すごくお金掛かってそう…という印象です。

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https://m.weibo.cn/5829181119/4285364908423309

47話から54話「皇子か公主か」まで、皇子が産まれ、乾隆帝とも仲良く幸せな時間が過ぎていく、とても好きなところです。

一方で、前半からちらほら出ていた魏嬿婉。着実に出世して乾隆帝に近づいてきてます。
前半部分で如懿を何かと陥れようと画策していた嘉妃。息子が産まれてからは、息子を皇太子にすることに、夢中になっていて、水面下でどんどん勢力を上げていく嬿婉。
四執庫で乾隆帝の服を管理→純妃に仕えるものの、海蘭に第二の阿箬だと目を付けられる→花房に異動→嘉妃に引き取られ、いじめを受ける。名前を桜児へ変えられる→進忠の助けで御前女官となり、乾隆帝の側へ(35話あたり)→乾隆帝に気に入られて衛応答になり、更に出世していく

嬿婉といえば、如懿とは対照的で品のない色気が武器。
お香を使って凌雲徹を誘惑した42話でかなり私は引いてしまったけど、それを遥かに上回ってびっくりしたのが59話「寵妃の復活」!!
乾隆帝が露天風呂に浸かっているところへ侵入して誘惑します。
他にも実の母親や弟を犠牲にしたり、産婆の田氏母子を利用したりと、野心が強くて手段を選ばない。
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後半の乾隆帝といえば、戦いに勝ち続け、国を治められていることに安心したためか
寒部から来たお姫様に夢中になったり、進忠と嬿婉が手配した妓楼で遊んでいたり、
如懿や皇太后、優秀な側仕えの助言を聞かずに、占いを信じすぎたり。
初期の冷宮時代あたりでも、時々乾隆帝に対しては、えっ?という所があったけれど、如懿の心は乾隆帝からどんどん離れて、不仲になっていきます。

75話「勇敢な待衛」から79話「残された指輪」。ここはもう辛くて悲して、若干トラウマです。。
如懿の数少ない味方だった凌雲徹の死。
46話までの前半にあたる部分は、「因果応報」でいいことと悪いこと、どちらも自分に跳ね返ってくる展開だと思ったけれど、
後半はとにかく報われない展開が続く。
裏切りが多い後宮の中で、如懿が信頼できる人は凌雲徹や海蘭、三宝など限られていて。
如懿を守るために、誠実な仲間だった凌雲徹が海蘭と三宝の手によって、亡くなってしまうのがとても悲しかった。
凌雲徹は明らかに無実なのに、死を選ばざるを得ないという残酷さがしんどかった。

この後、物語の中で数年の時間が流れ、80話からついに最終回へと向かっていきます。
如懿を演じる周迅の演技がとにかく!とにかく!素晴らしく、見入ってしまいます。
81話「決別」で、とうとう如懿は乾隆帝に対して見切りをつけます。
84話「残された時間」では、江待医、容佩と3人で一緒にいる中、余命宣告を受ける場面での如懿の内面から込み上げてくる執念というか、表面上は冷静なんだけど、力強さと覚悟がひしひしと伝わってきて、その演技に圧倒されました。
80話から最終回の87話まで、とても駆け足で、少し物足りなさを感じました。

中国ドラマ「如懿伝」1話~46話メモ

璎珞 エイラク(原題:延禧攻略)で中国宮廷ドラマの面白さを知ったので、
同じ清朝乾隆帝時代を描いた宮廷ドラマで、別の視点からどう解釈されているのか
気になって如懿伝をBS11で見始めた。
如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜 ドラマ公式サイト

韓国・中国・台湾ドラマ 如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~ | BS11(イレブン)|全番組が無料放送

微博 电视剧如懿传
https://weibo.com/u/5829181119
作品に関する短い動画や写真がたくさんあって、見てて楽しい。

お気に入りの如懿の写真。美しい…
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https://m.weibo.cn/5829181119/4296774031957248

46話までの印象は、

  • 全体を通して上品(ユーモアな要素はほぼない)
  • 周迅が演じる主人公の如懿が穏やかで品があって素敵
  • 如懿の声がハスキーで最初はちょっと意外だと思ったけど、すぐに慣れた
  • 音楽と雰囲気がいい!
  • キャストが全体的に若い
  • 前半の敵役は皇后と慧貴妃。敵役だけど弱いところが見えて、感情移入してしまう
  • 如懿の侍女・惢心がめっちゃかわいい!
  • 李玉がイケメンで出番が多い!
  • 今のところ、いい人は報われ、悪い人は結局自分に返ってくるという因果応報で物語が進み、救いようのない展開ではない

物語は1735年に乾隆帝が即位する少し前から始まる。
幼馴染である主人公如懿(のちの嫻妃)は妃に封じられて入宮することになる。

先に観ていたエイラクとつい比べてしまうけど、如懿伝は物語の流れがゆっくり。
最初の盛り上がりは、12話「悲しき婚礼」~16話「取り戻した信頼」だと思う。
皇后の思惑により、皇后侍女・漣心と乾隆帝側近・王欽は結婚するけど、
漣心は暴力を振るわれひどい目に遭っていた。
機会をうかがって必ず助けるという約束をしっかり果たす如懿。
璎珞 エイラクでは皇后はお姉さん的存在ですごくいい人に描かれていたけど、こちらでは前半部分の黒幕になっている。

次の盛り上がりは、濡れ衣で冷宮で過ごすことになった3年間を描いた20話から27話。
後半から重要な役割を果たす凌雲徹と後の敵になる魏嬿婉も冷宮時代に初登場。
如懿が自作自演で毒を飲み、冷宮から出るところも見事だった!
乾隆帝は所々で如懿よりも、朝廷やメンツを気にして、如懿を後回しにしていて、
あれ?と違和感を感じる時がしばしば。
如懿は賢くて、ちゃんと突っ込むんだけど、不信感を募らせているのではと感じる。

阿箬は如懿に仕える女官。
如懿から態度や行動について、散々注意・警告されていたにも関わらず、自分を高く見積り過ぎて自慢ばかりして、
最期は自害に追い込まれてしまう。

阿箬に続いて、慧貴妃と皇后も亡くなってしまう。
この二人はまだ良心が残っていたように思った。
悪いことをしているという自覚があり、多少の罪悪感と悪事がばれてしまうんじゃないかとビクビクしている。
一族の権勢を背負って入宮しているプレッシャーは計り知れないし、最後まで何だか嫌いになれなかった。

3回目の盛り上がりは、43話「翊坤宮の刺客」から46話「待女の門出」の部分。
惢心が慎刑司送りになる部分はとても痛々しくて辛かった。
ここでも乾隆帝は如懿が大切にしている部下をひどいめに遭わせて、不信感が募った。
無事に如懿と惢心の無実が分かり、
46話で如懿と苦楽を共にしてきた惢心が江待医と結婚して、紫禁城を出ることになる。
惢心は如懿伝で唯一、幸せを掴めたキャラクター。
もう出てこないと思うと寂しかったけど、ちゃんとその後も出番があって嬉しかった。
惢心と江待医はとてもお似合いで大好きな組み合わせだけれども、李玉から惢心への想いは実らなくて切なかった。。

46話「待女の門出」までで物語は一段落つきます。
47話で如懿が皇后になるところからが、また見どころです!

試験勉強する時に気を付けたこと

1.勉強を始める前に
(1)ネット検索は、ほどほどにする
ネット検索すると、勉強のコツから試験に関する噂、取得しても役に立たない等といった資格の悪口までたくさん出てきた。
知識をまとめてくれているブログや動画を見ると、勉強している気分になるけど
私は実際に自分でまとめたりしないと覚えられなかった。。
勉強法は人それぞれなので、自分に合ったやり方を試行錯誤して見つけるしかないと思った。

(2)試験範囲と過去問を見て、苦手・得意分野、各分野にかける時間の配分、試験の傾向を把握する

(3)一週間単位で、計画はざっくり立てる。その日に勉強したことをノートにメモしておく。
早くスタートし過ぎると途中で勉強に飽きてしまうし、
かといって直前にばたばたするのも焦るし、時間配分が難しい。
仕事で疲れていたり、体調悪い日あったりするので、調子がいい時になるべく進めるようにした。

2.学科対策
教材を絞って取り掛かる。
本番で捨て問題は必ずあるので、簡単な問題を落とさないよう基本を忠実にやること。
養成講座のテキスト→対策本1冊→過去問の順番でやると理解が深まりやすかった。
きれいなまとめノートは不要で、覚えにくい部分をノートに書いたり、エクセルにメモする。
過去問は本番と同じサイズの紙に印刷して、マークシートの練習もやっておけばよかった。

3.論述、面接対策
養成講座だけでは心細いので、対策講座を申し込みした。
お手本用の音声(先生がロープレしている音声)を繰り返し聞いて、イメージをつかむ。
実技は試験1か月前に計6日、自主練2回。特に復習に時間をかけることを意識した。
友達同士でやると、何だかロープレ練習するのが照れくさくなってしまって、
私(キャリコン役)とクライアント役の先生と1対1で練習する方がよかった。
クライアント役をすると勉強になるという話をよく聞いたけれど、私は正直あまり効果はないように思った。

4.参考にしたサイト
みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験 | キャリコン取るならみん合!国家資格「キャリアコンサルタント」になる!資格試験情報と合格教材を提供しています。人気の過去問徹底解説・みん合☆一問一答(WEB問題集)でいつでもどこでも学べます。『みんなで合格』がモットーの学科試験対策サイト。どうぞご活用ください。

一般社団法人 日本傾聴能力開発協会 - YouTube